ジンボー・キンジ@一人の会

人種と思想が交錯する架空国家・ダイトーア。そこは思想戦の絶えない混迷の社会であった。 周囲に翻弄されながらも、戦乱の世に身を投じる青年少女を描く、リパブリック・パンクという新提案。 (※だと個人的には思ってます) 収録タイトル2篇 ・「バンドのためのプレリュード」 かつての日本・満州・朝鮮を領土とするダイトーア。街にはプロパガンダがあふれ、政治団体が乱立し、対立する過激派は暴徒と化し小競り合いを起こしていた。 国籍不明の孤児・マサヒロは、思想を問わず様々な政治団体のために演奏を行う多国籍楽団「第〇楽団」に入団。楽団員として働くことになる。 中華系団員の守信・朝鮮系団員のチャンスとともに、マサヒロは混迷を極めるダイトーアの社会へ身を投じていく……。 ・「国粋姉妹受難曲」 秋葉原のとある地下小劇場。そこは保守系団体直属のアイドルユニット「国粋姉妹」のライブ会場だ。そこへマサヒロたちはバックバンドとして参加するが……。